仮想「達也＆高原＆ポンテ」で紅白戦…鹿島

鹿島が４日、開幕戦（７日・カシマ）で対戦する浦和の攻撃陣へ警戒を強めた。約４５分間のミーティングで、オリヴェイラ監督を中心に選手全員が浦和の練習試合の映像をチェック。紅白戦形式の戦術練習では、控え組のトップに大迫と田代、右サイドに佐々木とＦＷ３人を前線に配して田中達、高原、ポンテに仕立て、３トップのような形で層の厚い攻撃を仕掛ける相手に対する守備を確認した。

　ＭＦ青木は「（田中）達也やポンテ、高原さんと前線に足もとの技術が高い選手が多く、気をつけなければ」と話した。

　リーグ戦に限れば、ホームでの浦和戦は０３年の開幕戦に３―１で勝利して以来３分け２敗と５年間、勝ち星なし。５試合でＦＷ田中達が４得点、ＭＦポンテが２得点と前線の攻撃陣に得点を許している。ＤＦ伊野波は「１対１の場面を作らないように、ＣＢ２人がうまくカバーしあいたい」と対策を口にした。

　０８年は北京五輪出場などで浦和戦は２戦不出場のＤＦ内田は「開幕戦がピークじゃないけど、レッズ戦は監督もみんなも意識してる」とホームで６年ぶりとなる浦和戦勝利へ意欲を見せた。

参照元：スポーツ報知