遠藤「ＰＫ二刀流」…Ｇ大阪

Ｇ大阪の日本代表ＭＦ遠藤保仁（２９）が４日、「ＰＫ二刀流」で戦う考えを明かした。

　昨季ブレークした「コロコロＰＫ」。相手ＧＫの動きをギリギリまで見極めて、グラウンダーの緩いボールをゴールに流し込む。だが、遠藤は「今年は普通に蹴ることも考える。ＰＫはキッカーの方が有利。常に先手先手を打っていければ」と構想を明かした。昨年８月の神戸戦（万博）。「コロコロＰＫ」を警戒した神戸のＧＫ徳重はシュートを放つまで動かず、ＰＫを阻止した。ほかの選手と変わらぬ蹴り方でも、遠藤にとっては相手ＧＫを幻惑することが可能。相手が迷うことで「コロコロ」の威力も増すはずだ。

　この日は開幕戦の千葉戦（７日・フクアリ）に向け大阪・吹田市内のグラウンドで調整。ＤＦ加地、ＦＷレアンドロら負傷者も復帰し、視界は明るい。２月２８日の富士ゼロックス杯鹿島戦（国立）は０―３で敗れたものの「気にはしてない。後半は良かったし、あれが出来れば」。新たな武器を携え、背番号７が０９年のシーズンに挑む。

参照元：スポーツ報知