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 【グラスゴー(英国)25日】バーレーン戦(9月6日)のメンバーに招集された日本代表MF中村俊輔(30)=セルティック=は、バーレーン戦の最重要事項に相手の速攻への対策を挙げた。相手にボールを取られた後の守備の作戦として、前線と最終ラインとの間をコンパクトに保ち、カウンターをストップすることが初戦勝利の鍵を握る。

 俊輔の頭の中にはアジア3次予選で苦しめられた難敵、バーレーンのイメージがある。「バーレーンは大きいし、中盤もしっかりしている。一番気を付けたいのは速攻」と、警戒心をあらわにした。

 3月26日のアウェー戦。0―0の後半32分、左クロスを放り込まれ、虚を突かれたGK川口がはじき返したところをA・フバイルにヘッドであっという間に決勝点を奪われた。自分はそのメンバーではなかったが、じっくりDVDで研究した。「ボールを取られてからの守りをどうするか。寄せるのもそうだけど、前線と最終ラインとの間を空けすぎないようにする」布陣全体をコンパクトに保ち、速攻を仕掛けるスペースを与えないこと。そして「ロングボールの対処をしっかりしたい」と、相手がスキを突いてゴール前へ放り込んでくるボールも要注意だ。岡田監督は細かなパスにも警戒するが、中東の最も得意なカウンターへの注意は怠るわけにはいかない。

 各国リーグ戦の合間で、練習の時間は短い。しかし俊輔は「この前の予選でチームと過ごした1か月間は大きかった」と、6月の3次予選4連戦の経験が生きてくると感じている。「最終予選で、アウェーで、大事なゲームだし、うまくいかないことも出てくる。そのときにどう事をうまく運ぶか。そこで差が出てくる」と、試合中のアクシデント、負傷や不協和音などすべてのマイナス要素も想定。「予選はチームとして大きくなれる期間。結果が大事。コミュニケーション、チーム一丸となること」と、経験を注入する。

参照元:スポーツ報知
 

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「背水」岡田のキーマンは稲本だ。日本サッカー協会は25日、南アW杯最終予選初戦のバーレーン戦(9月6日・マナマ)に向けた日本代表20人を発表。A組2位以内に入るために、敗戦だけは許されない岡田武史監督(52)は、完敗したウルグアイ戦(20日)からの立て直しへ、岡田ジャパンで出場のないMF稲本潤一(28)=フランクフルト=を招集。対人プレーの強さが持ち味のボランチに中盤の守備を託す。27、28日のJリーグ終了後、数人を追加招集し、30日から国内合宿を開始する。

 この日、52歳の誕生日を迎えた岡田監督は、バースデー関連の質問には少しニヤついただけだった。会見ではバーレーン戦に向けた悲壮感あふれる思いを強く語り続けた。「初戦は非常に重要。Jリーグや五輪を含め過密日程であることを考えると、ここが一番のポイント。この試合に全精力をかけないといけない。結果を出さないといけない、という背水の気持ちを持っている」

 指揮官は負けたら後がないくらいの表現をした。オーストラリア、バーレーンと2枚のW杯切符を争うA組で、初戦は絶対に落とせない。その危機感は、メンバーに表れた。札幌や横浜M時代の“申し子”山瀬功(横浜M)、小野(ボーフム)を落とした。そしてボランチに稲本を入れた。「経験や、アウェーの戦いで個の強さに期待している」と力を込めた。

 稲本は昨年12月の合宿のミーティングに参加したが実質的には“初招集”だ。日本が負けた3月のW杯3次予選・バーレーン戦もけがで辞退。前監督のやり方を断ち切り自らのコンセプトを打ち出してからは初めて呼ぶ。「ベンチ入りするかどうかは別」と言ったが当然即戦力になってほしい。

 失敗はできない。W杯予選へチーム作りを進めるつもりだったウルグアイ戦でまさかの3失点。6月に確立したはずの「守備の仕方を完全に忘れてしまった」。チーム作りは退行した。稲本は前線からプレスをかけボールを奪う岡田ジャパンのコンセプトを熟知はしていないが、ボールに寄せる速さと対人プレーの強さは日本人では抜けている。稲本のフィジカルの強さにかけたことになる。

 大久保(神戸)の出場停止や若干の負傷者はいるものの、欧州組はベストを呼ぶことに成功した。けが人など追加招集も視野に入れ、万全の布陣でいく。3月の敗戦に関しては「一切関係ない。大きな意味を持つ試合になる」と言い切った指揮官。日本協会の犬飼基昭会長(66)は「第1戦が一番大事。とにかく勝たなければいけない。個で負けちゃいけない」と話した。言い訳無用。9・6バーレーン戦は、W杯切符をかけた大一番になる。

 稲本潤一「びっくりしてます。テストマッチとかにも呼ばれていないんで、普通はないですよね。すごい重要な最終予選の一発目ということで、しっかりチームに貢献できるようにしたい」

 ◆追加招集は?  岡田監督は人数は明言しなかったが、3人ほどの見込み。サイドバックは北京五輪のけがで離脱中の内田、復帰直後の安田が候補だが、調子次第では他の選手を選ぶことも。4―2―3―1の布陣で、2列目の真ん中とFWが出来る選手も候補。センスピカイチの前田が最有力だが負傷で辞退が多いだけに、復調気味の高原や大黒らも含め好調な選手を呼ぶことになりそう。センターバックは寺田(川崎)の負傷で人材不足だが、新メンバーより阿部(浦和)の起用が有力か。

参照元:スポーツ報知
 

東京VのDF那須大亮(26)が24日、次戦の浦和戦(27日・国立)でのDF闘莉王へのリベンジを宣言した。7月17日の対戦でセットプレーから闘莉王にハットトリックを許し逆転負け。だが、同じ失敗はしない。那須は23日のF東京戦終了間際に逆転ゴール。横浜M時代の06年11月23日のF東京戦以来の得点を決めた。「(闘莉王から)決めたい気持ちはある。(前回とは)チームの強さが違う」とアテネ五輪の戦友への雪辱を誓った。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 千葉0―1川崎(24日・フクアリ) 千葉はMFミシェウ、谷沢を故障で欠き、チャンスを作れないまま完封負け。後半21分、FW新居のクロスをFW巻が体で押し込んだが、オフサイドの判定で得点ならず。4試合ぶりの敗戦に巻は「新居との距離が開いてしまい、修正できなかった」と反省した。最下位の札幌も負けたため17位と変わらないが、降格圏内に沈んでいるとあって痛い1敗。27日は勝ち点差8で追いかける16位・磐田と対戦するが、負けられない一戦になる。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 横浜M1―0札幌(24日・ニッパツ球技場) コンサドーレ札幌は24日、リーグ戦通算1分け7敗の天敵・横浜Mと対戦。0―1で敗れ、今季2度目の4連敗を喫した。2日間の非公開練習をしてまで隠してきたMFクライトン(30)をトップ下に置く新システムで臨んだが完敗。自動降格を免れる16位(磐田)との勝ち点差は9に広がった。秘策も通じず、帰札後、選手だけの緊急ミーティングを行うことになった。

 横浜・ニッパツ三ツ沢球技場に降りしきる雨は札幌サポーターの涙なのか。新潟戦(7月27日・東北電力)から続く敗戦は4試合に伸びた。反攻の兆しも見えず、完全に泥沼に入り込んでしまった。

 21、22日と三浦体制になってから初の2日間連続非公開練習まで行った秘策を持って臨んだ試合だった。これまでの4―4―2からクライトンをトップ下に置き、中盤をトリプルボランチにした4―3―1―2で試合開始。だが、相手を慌てさせられたのはわずか10分だけ。その後は横浜Mに一方的に攻められ、終わってみればシュート数7対21の惨敗だった。

 「サポーターの期待に応えるために、できる限りのことはしたんですが…」試合後、三浦監督が話したとおり、あらゆる策を用いた。後半にはクライトンをFWに上げて3トップ。後半9分にCKのこぼれ球を拾ったMF小宮山にゴールを奪われると、次々と攻撃的選手を投入。再びクライトンを中盤に戻し、ゴールチャンスを狙った。

 しかし、相手の正確なパスワークと個人技に圧倒され、最後までなすすべなし。何度もポジションを変わったクライトンは「どこでもやる。ただ、もっともっと攻撃的にいかないと勝つことはできない」と言った。守備が前線からではなく、後手後手となったことを悔やんだ。

 試合後は箕輪が「このままではいけない」と選手に呼びかけミニミーティング。25日に緊急ミーティングを行うことも決めた。

 残り12試合。16位・磐田との勝ち点9差を逆転するのは難しい。だが、箕輪が「このままでは終われない」と言うように、まだ選手たちが残留をあきらめていないのが唯一の救いだ。

参照元:スポーツ報知

◆フランス リーグ・アン 第3節 ルマン1―0サンテティエンヌ(23日・ルマン) フランス1部リーグのサンテティエンヌに所属するMF松井大輔(27)は23日、昨季まで所属したルマンとのアウェー戦に、今季初先発したが、目立った活躍のないまま後半11分に退いた。試合も0―1で敗れた。王者リヨンは2―0で昇格組のグルノーブルに勝利。グルノーブルのFW伊藤翔(20)はベンチ入りしなかった。

 ルマンが「第2の故郷」と語る松井にとって、初の古巣対決はほろ苦い結果に終わった。右MFで今季初先発の座を勝ち取ったが、ボールにほとんど触れないまま交代を命じられた。

 選手紹介で「22番、以前ここにいたときと同じ22番のダイスケ・マツイ」とアナウンスが流れるや、ルマン・サポーターから大歓声で迎えられた。交代時も拍手が送られるなど、2部から1部中位に押し上げる原動力となった日本人MFに注がれる愛情は、移籍後もいささかも変わるところがなかった。

 それだけに、試合後は成長した姿を見せられなかった悔しさを隠せなかった。「難しい試合でした。もう少し、(チャンスに)絡めればいいなと思うんですけど」とポツリ。「来週あたり、(ルセイ)監督としゃべってみようと思う」とチーム戦術の習熟に、より一層、取り組むつもりだ。

参照元:スポーツ報知

◆スコットランド・プレミアリーグ 第3節 セルティック3―0ファルカーク(23日・グラスゴー) セルティックMF中村俊輔(30)は23日、ホームのファルカーク戦に今季初めてフル出場し、前半31分にFKからDFスティーブン・マクマナス(25)の先制点をアシストして3―0の快勝に貢献した。勝ち点7のセルティックは、1―1で引き分けたレンジャーズを得失点差でかわして首位に立った。

 W杯最終予選バーレーン戦(9月6日・アウェー)を控え、俊輔が調子を上げてきた。右足付け根の手術から復帰2戦目で早くもフル出場。「90分間やったけど、別にいつもと変わらない」と完全復活を宣言した。

 前半31分にFKから先制点を演出し、2試合連続アシストを記録した。24日付のニュース・オブ・ザ・ワールド紙は「負傷から復帰し、輝かしい最高の状態に戻った」として、FWマロニーと並び両軍最高の9点を与え、ベスト11にも選出。「後半は相手DFをエリア付近でほんろうするなど、何度か信じられないようなプレーを見せた」と絶賛した。

 「体のキレ? もっと良くなるし、もっと上がる。まだチーム練習も6回くらいしかやってないからね」負傷を乗り越えた左足の魔術師が、ひとまわり大きくなって帰ってきた。

参照元:スポーツ報知

サッカーのドイツ協会カップ2回戦(9月23、24日)の組み合わせが24日決まり、ブンデスリーガでMF小野伸二が所属するボーフムはハンブルガーSV、MF長谷部誠のヴォルフスブルクは地域リーグのオーバーノイラント、MF稲本潤一のフランクフルトは2部のロストクと対戦することになった。(共同)

参照元:スポーツ報知

反町ジャパンがロンドン世代に“負の遺産”を残した。北京五輪男子サッカーで、日本は3戦全敗でアジア勢最下位となったため、12年ロンドン五輪アジア最終予選では第1シードから外れることが濃厚なことが24日、分かった。

 日本協会関係者によると、現時点ではロンドンのアジア枠は今回同様3(中国は開催国枠)で、最終予選も3組に分かれ、1位が出場権を獲得する見込み。組分けは北京での成績が考慮される。韓国は10位、オーストラリア11位、中国13位で日本は15位。つまり、上位3チームが勝ち上がった場合、日本は第1シードから外され、韓国、オーストラリアと3分の2の確率で同組となる。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 千葉0―1川崎(24日・フクアリ) 川崎はFW鄭大世(24)の一発で千葉に1―0と、16試合ぶりの無失点、18戦ぶりの完封勝利を挙げた。

 時には確実に勝たなければいけない。川崎は4月2日の札幌戦以来18戦ぶり今季3度目の完封勝利。主将のDF伊藤は「めちゃホッとした。1―0で我慢して勝ったのは大きい」と照れ臭そうに笑った。

 徹底した。MF山岸は後半途中から、左サイドバックでの先発3試合目にして初めて攻撃を封印した。「勝つためには必要だと思うし、チームとしてのプレーだった」。MF谷口は左足を2度つりそうになりながらも、懸命にDFラインで体を張った。「簡単に勝てる試合なんてないから」全3戦に先発した五輪後も2試合連続フル出場するなど、疲れもたまっているが献身的に守った。

 「攻撃がウチの強みだけど、長いシーズン、勝たなければいけない試合もある」GK川島は追加点を取れなくても勝てた手応えを感じた。攻撃的な川崎が勝利の方程式を増やして、優勝戦線に食らいついた。

参照元:スポーツ報知

【ボーフム(ドイツ)24日】MF小野伸二(28)のボーフムと、MF長谷部誠(24)のヴォルフスブルクの日本代表対決は、2―2で引き分けた。長谷部は同点で迎えた後半36分に途中出場したが、得点に絡めず。小野は出場せず、日本人直接対決はお預けになった。稲本潤一(28)の所属するフランクフルトは、アウェーで1FCケルンと戦い、1―1で引き分け。稲本は出番がなかった。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 横浜M1―0札幌(24日・ニッパツ三ツ沢球技場) 横浜Mが最下位・札幌とのJ1残留直接対決を制し、42日ぶりにJ2降格圏を脱した。後半9分、MF小宮山尊信(23)が右足で約26メートルのミドルシュートを決め、1点を守りきった。これで磐田を抜いて15位に浮上した。

 右足にしょく罪の思いを込めた。後半9分、右CKのこぼれ球。MF小宮山は約26メートルの距離にも迷わず右足を振り抜いた。「前半から何本か(シュートを)打っていた感触が残っていた。うまく足に(ボールが)乗っかった感じ」と振り返る弾丸は堅守を見せていた札幌を打ち砕いた。

 試合前日、小宮山は練習に寝坊。練習後に長髪にバリカンを入れ、ほぼスキンヘッド状態に。緩みかけた気を引き締めた成果がきっちりと表れた。「丸刈り? いろいろあったんで謝罪の意味で。(髪を)切って良かったです」とホッと胸をなで下ろした。

 小宮山の安堵(あんど)が示すように、がけっ縁の一戦だった。最下位の札幌とはJ1残留をかけた直接対決。DF松田は「正直、順位は気にしていた。選手の気持ちのどこかに“降格”があった」と打ち明ける。残り試合は10試合以上あるとはいえ、J2降格の危機は選手に重圧を与え、目に見えない足かせとなっていた。決定機を決めきれず、結果は1―0の辛勝だが、死に物狂いでつかんだ勝ち点3だった。

 「1点取れば勝てると思っていた」と木村浩吉監督(47)。約4か月ぶりの完封で、7月13日の新潟戦以来抜け出せなかったJ2降格圏を脱した。これでリーグはここ4戦無敗。28日の大宮戦では開幕以来の連勝を狙う。

参照元:スポーツ報知

 ◆J1第22節 京都1―0新潟(23日・西京極) 京都は元日本代表FW柳沢の今季7得点目が決勝点となった。前半28分、渡辺のクロスに頭で合わせ先制。チームを2連勝に導く一撃にも「次に向けて良い準備をしていきたいですね」と早くも大分戦(28日・九石ド)に向け気を引き締めた。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 清水3―2柏(23日・日本平) 清水が、北京五輪帰りのFW岡崎の2得点で4試合ぶりに勝利した。前半1分と後半4分に、いずれもCKを押し込み「ごっちゃんゴールです。2点追いつかれても焦らずできた」とホームでは434日ぶりの得点に声を弾ませた。

 五輪では3試合に出場。13日のオランダ戦で先発も不発に終わり悔しい思いをした。帰国した14日には荷物整理の暇もないまま、夕方から静岡の海岸でランニングを行い、気持ちを切り替えた。「一つ一つのプレーにこだわりを持ってやらないと通用しない」。北京で学んだ教訓を生かした。

 滝川二高時代からアルゼンチン代表にあこがれ、金メダルを獲得したアテネ五輪のビデオをよく見ていた。「本番で対戦したい」という夢はかなわなかったが、同代表が五輪連覇を達成した日に、岡崎が再出発した。

参照元:スポーツ報知

コンサドーレ札幌のMF大塚真司(32)が、2828日ぶりにJ1の舞台に立つ。昨年10月27日の愛媛戦で右ひざ前十字じん帯を断裂。9か月に及ぶリハビリに耐え、ようやくピッチに戻ってきた。川崎時代の2000年名古屋戦(11月26日・瑞穂)以来となるJ1でのゲーム。ボランチとしての先発が、濃厚なベテランが最下位に沈むチームを救う。

 右ひざ前十字じん帯断裂という大けがを負った愛媛戦から302日。大塚にとって待ちに待った日がついにやってきた。だが、「個人のイベントに浮かれている場合じゃない。少しでもチームの力になりたい」。J1残留が厳しくなっている状況に喜びを封印した。

 昨年11月12日に右ひざを手術。主治医から全治9か月の診断が下された。30歳を超えたベテランにとっては決して短いとはいえない時間。焦る気持ちを抑え、ただ黙々とリハビリを行ってきた。チームが気温40度を超えるグアムでキャンプをしていた1月はひとり、雪が舞う札幌の白い恋人サッカー場でランニングを続けた。

 7月に入り、ようやくチームメートとともに練習を行えるまでに回復。今月5日、ついに主治医から「100%でやっていい」と試合出場への許可が出た。その後は練習や練習試合で首脳陣にアピール。自らの力でリーグ戦出場への扉を開いた。

 決してあきらめない姿勢に三浦監督は「プロのメンタリティーをしっかり持っている選手」と信頼を寄せる。23日の練習では西嶋とともにクリア練習を行っており、指揮官はボランチとして先発起用する可能性が高い。

 川崎時代に出場してから約8年、ようやくたどり着いたJ1での試合。「能力の高い選手たちとやるのは楽しみ」と話す32歳が、札幌反攻へのきっかけをつくる。

参照元:スポーツ報知

◆J1第22節 浦和3―1磐田(23日・埼玉) 浦和がFW高原の古巣への恩返し弾など、3―1で勝利。リーグ2連勝で首位奪還に成功した。

 かつて日本最強ストライカーと呼ばれた男の意地が爆発した。後半ロスタイム。カウンターからパスを受けた高原が猛然と加速した。「あの時間帯、あの局面で切り返しをされれば、DFはついてこれない」。頭は冷静だった。相手DF田中誠を鋭いフェイントでかわすと左足一閃(せん)。98年のプロ入り後の5年間、黄金時代を築いた古巣に初得点を決めた。「別に意識していない」と話したが、感極まった男はゴール裏で右手を突き上げた。

 「最後に自分でこじ開けられたのはすごくプラス」。高揚感に包まれた男は師匠に復調を見せつけた。磐田の元日本代表MF名波だ。浦和移籍直前から良き相談相手だった。関係者によると、名波は欧州残留を勧めたが、帰国の決断。浦和で先発陥落と代表落選など暗闇の日々を歩む羽目になったが、ようやく一筋の光明が射した。「代表復帰? 監督が決めること。意識せずにやるだけ」と高原。リーグ4得点では物足りない。名誉と失地回復にはゴール量産とタイトル奪取しかない。

参照元:スポーツ報知

◆スコットランド・プレミアリーグ セルティック3―0ファルカーク(23日・グラスゴー) セルティックのMF中村俊輔(30)は23日、ファルカーク戦(ホーム)に2試合連続で先発出場した。前半31分にFKをDFマクマナス(25)に合わせ先制点を演出。2戦連続アシストを記録すると今季初のフル出場。3―0で快勝した。

 悪い流れを左足で断ち切った。前半31分、中村が狙い澄ましたFKをニアで待ち受けたDFマクマナスが体で押し込み、GKの手をはじいてゴールへ。2戦連続のアシスト。ファルカークの早いプレスに押されペースがつかめない中、チャンスを確実に得点に結びつけた。2―0の同ロスタイムには再びFKのチャンスで、今度はFWサマナスへピタリ。

 7月30日に右足付け根の手術を受け、17日のダンディーU戦に先発で実戦復帰し、68分間出場。この日は90分間プレーし、体力的に問題のないことを証明した。人生初の手術から、不安は一つずつ解消されている。9月6日のW杯アジア最終予選バーレーン戦(アウェー)へ向けて、準備は整っている。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 サッカー男子決勝 アルゼンチン1―0ナイジェリア(23日・国家体育場) 神の子メッシが金メダルをつかんだ。男子決勝でアルゼンチンは後半13分、FWリオネル・メッシ(21)=FCバルセロナ=のスルーパスを受けたMFアンヘル・ディマリア(20)=ベンフィカ=がループシュートを決めて先制。堅い守りでナイジェリアを振り切って、1964年東京、68年メキシコを制したハンガリー以来の2連覇。アテネ大会から12戦全勝と五輪連勝記録を更新し、2度目の優勝に花を添えた。

 五輪の頂点は格別だった。途中交代したメッシはベンチで金メダル獲得が決まる笛の音を聞いた。「初めから金メダルを狙っていた。今日はベストなゲームはできなかったけど、勝つことが重要だった」。親友のアグエロとがっちり抱き合い、肩を組みながら仲間たちをねぎらった。「神の子」の異名を取る21歳のスーパースターはまた一つ、サッカーの歴史に名を刻んだ。

 左足で金メダルロードを切り開いた。後半13分。こぼれ球を拾うとメッシは反転。タイミングよく抜け出すFWディマリアに約20メートルの絶妙のスルーパスを繰り出した。その数秒後に背番号11のループシュートでネットが揺れた。

 五輪出場までは難題が降りかかった。所属するFCバルセロナが招集を拒否。参加させるよう求める国際サッカー連盟(FIFA)とも対立し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴える事態にまで発展した。度重なる話し合いの末、もし負傷した場合はアルゼンチン協会が全額補償すること、今季のA代表の親善試合には招集しないことを条件に、バルセロナ側も折れ、チームに合流したのは初戦の6日前の今月1日だった。

 メッシもバルセロナのグアルディオラ監督と直接会談。「彼も92年に(バルセロナ)五輪に(スペイン代表で)出場している。僕がどんなに難しい状況にいて、決断することがどんなに難しいか分かってくれた」大きなハードルを乗り越えてつかんだ舞台。すべてを納得させるには金メダルが必要だった。

 ボールを持つたびに8万超の観衆は沸く。相手は激しく封じ込めにきて、ファウルで倒されること5試合で計19。6試合に出場したブラジルMFジエゴと並んで今大会トップだが、この数字がメッシのすごさを物語る。

 「金メダルを持って、バルセロナに戻り、今季のプレーを一生懸命やりたい」。アルゼンチンの英雄で同じく「神の子」と呼ばれ、W杯を2度制したディエゴ・マラドーナ氏もスタンドで後継者の活躍を見守った。金メダルをステップにメッシが次に向かう頂点は2010年南アフリカW杯だ。

参照元:スポーツ報知

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