Ａマッチ全試合フル出場へ中沢が締める！…１７日エジプト戦

　◆ＡＦＣアジア・アフリカチャレンジカップ　日本―エジプト（１７日・長居）　ＤＦ中沢がチーム唯一の今季国際Ａマッチ全試合フル出場に挑む。３月のペルー戦で代表復帰を果たして以来、アジア杯の延長戦２試合を含む全１２試合、１１４０分間にフル出場。エジプト戦で９０分間フル出場した場合、ただ一人の“皆勤賞”となる。本人は「まだ大どんでん返しがくるかもしれない」と出場を確信しているわけではないが、オシム監督の信頼度の高さを見ても、先発の可能性は高い。

　ドイツＷ杯直後、一時は代表引退を決意。だが、いったん復帰を決めてからは中途半端な気持ちを捨てた。疲労が蓄積してもプレーを継続。エジプト戦は来年から始まるＷ杯アジア３次予選を見据えて戦うつもりで、今年最後の国際Ａマッチに「ベースづくりの最後の試合になる」と強い意気込みを見せる。１２３０分の“皆勤賞”だけでなく、完封締めに向け、全力でプレーする。そして完封締め。ボンバーヘッドが今季ラストゲームでも全力のプレーを披露する。

　◆入念前日練習　日本代表は１６日、試合会場となる長居スタジアムで午後８時から前日練習を行った。黄色と赤のビブスを着用し、ボール回しなどでウオーミングアップを行った後、フルコートで１０対１０の試合形式の練習で汗を流した。ＦＷ陣では“赤組”で巻、矢野、播戸が３トップを形成。“黄色組”では大久保、前田が２トップでプレーした。

参照元：スポーツ報知