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【グラスゴー(英国)8日】右足付け根手術から復帰を目指すセルティックの日本代表MF中村俊輔(30)は8日「来週位からチームに合流できる」と12日にも全体練習に復帰する見込みを明らかにした。

 この日は手術後、初めて筋力トレを開始。全力に近いスピードのダッシュも10本こなした。「違和感ないし、ロングボールを蹴る瞬間は(手術の)縫い目に痛みがくるけど、それが消えれば大丈夫だと思う」と回復に手応えを示した。

 10日のリーグ開幕戦、セント・ミレン戦(ホーム)は欠場するが、「欧州CLもリーグ戦もあるし、一試合一試合出られるよう、全部のタイトルを狙えるように準備する」と、シーズンを見据えていた。

参照元:スポーツ報知

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ウイルス感染症を克服したG大阪の日本代表MF遠藤保仁(28)が、9日の横浜M戦(日産ス)で先発する可能性が8日、浮上した。

 遠藤は6日のナビスコ杯準々決勝(横浜M戦・ニッパ球)で、6月29日の札幌戦(万博)以来1か月半ぶりに出場。西野朗監督(53)は「当日の状態を見て最終的に判断する。先発という選択肢も必要だね」と話した。

 チームは公式戦3連敗中。しかも日産スは過去10戦で1勝の鬼門だ。遠藤は「長い時間出られるならいいこと。準備だけはしっかりして、やれるとこまでプレーしたい」と意欲を燃やした。

参照元:スポーツ報知

 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)は8日、反町ジャパンの巻き返しのキーマンとしてDF内田を指名した。「オーバーエージがいない中、よく戦っている。特に内田のクロスはいいところを突いていた。ナイジェリア戦も右からの攻撃がポイントになるだろう」この日、中国入りした協会トップは熱い口調で話した。一方、0―1で惨敗した米国戦から一夜明けた日本協会事務局には、サポーターから数件の抗議電話があった。「なぜ平山相太(F東京)をメンバーから落としたんだという電話もありました」と関係者は苦しい表情で話した。

参照元:スポーツ報知

森本、自らに“ムチ”―。7日の米国戦で黒星発進となった日本は8日、付村スポーツトレーニングセンターで練習を行った。米国戦で長時間出場した選手がクールダウンを行う中、FW森本貴幸(20)=カターニャ=は志願してボールを使った練習に参加。自らの米国戦のふがいなさに、35度の暑さの中で自分の体に“ムチ”を打った。

 最初からスパイクでピッチに登場した。米国戦に長時間出場したメンバーはこの日はクールダウン用のジョギングシューズ。だが、72分間出場した森本は違った。足元はいつものスパイク姿。「志願? そうです。(ボールを使った練習を)やりたいと思いました」米国戦出場組が黙々とクールダウンをこなす中、森本は3対3をメーンとした練習で米国戦のサブ組と一緒にボールを追った。

 己のふがいなさに、いてもたってもいられなかった。米国戦のシュートは後半16分のヘディング1本だけ。そのほかは全くいいところがなく、後半27分に無念の途中交代となった。試合後はあまりの悔しさで報道陣に対応するミックスゾーンは無言ですり抜けた。「(前線で)ボールを引き出す回数が少なかった。受ける回数が少なかった。もう…、昨日は本当に悔しかった」敗因は自分の不出来だと言うかのように、1日たったこの日も、ただ反省ばかりが口を突いた。このままではいけない―。その思いで練習前に反町康治監督(44)に直訴した。指揮官もストライカーの思いを察し、受け入れた。

 もう一つも負けられない。10日のナイジェリア戦に負けたら反町ジャパンは1次リーグ敗退が決定する。「やらないで悔いを残すより、やって悔いを残したい。自分の持っているものを出したい」まだまだ日本のサッカーはこのままじゃ終わらない。自分の力もこんなもんじゃない。20歳のエースは五輪の舞台で完全燃焼する。

 ◆崖っぷちの日本 ○…日本は次のナイジェリア戦に敗れると、決勝トーナメントに進出できるグループ2位以内確保の可能性が消滅する。2位以内に入るためには、残り2試合を最低でも1勝1分けで乗り切ることが条件。10日、日本がナイジェリア戦に引き分けても、米国がオランダに勝つと日本の自力突破は消滅する。米国が勝ち点6となり、勝ち点2のナイジェリアは13日の米国戦に勝てば勝ち点を5まで伸ばすため。

参照元:スポーツ報知

サッカー女子のなでしこジャパンは9日、秦皇島五輪センター体育場で1次リーグ第2戦の米国戦を行う。8日は秦皇島市内の練習場で1時間半の最終調整を行い、6日のニュージーランド戦で同点ゴールを挙げ、終盤に左太ももを痛めたMF沢穂希(29)=日テレ=ら全員が通常の練習をこなした。練習は冒頭の30分のみ公開された。日本は初戦を2―2で引き分けており、五輪連覇を狙う米国に敗れれば、準々決勝進出が苦しくなる。

参照元:スポーツ報知

7日の米国戦で黒星発進となった日本は8日、付村スポーツトレーニングセンターで練習を行った。

 練習前にセンターサークル付近で選手、スタッフで円陣を組んだ。その際に「失うものはない。侍魂を見せろ! 見せた上での結果なら日本国民も受け止めてくれる」と活を入れた。6月の欧州選手権では初戦で負けた3チームが準々決勝に進出し、そのうち2チームが準決勝に進んだ例を挙げた。「(黒星を)引きずってもしようがない」指揮官は勝利へのプランを練っていた。

 ◆闘莉王ガックリ「強引さ足りん」 ○…「強引さが足りない。ああいうサッカーをしても、勝てなければ意味がない。もったいない」04年アテネ五輪で1次リーグ初戦敗北の悔しさをテレビ観戦で思い出した闘莉王は唇をかんだ。無得点に終わった前線の不発ぶりに「勝てる相手だったのに、これで苦しくなった。オーバーエージが必要だった」と自らの不在を嘆くようだった。

 ◆G大阪西野監督“奇襲のススメ” ○…G大阪・西野監督が、反町ジャパンに“奇襲のススメ”を説いた。0―1で敗れた米国戦はテレビ観戦。苦戦が予想される残り2試合をにらみ「背水の陣だけど、すごい切り替えが大事になる」と巻き返しに期待した。指揮官として迎えた1996年アトランタ五輪。1次リーグ第2戦では、ナイジェリアに0―2で敗れているだけに「がっぷり四つじゃなかなか苦しい。強気なプレー、奇策というのも必要だよね」と訴えかけた。

参照元:スポーツ報知

7日の米国戦で黒星発進となった日本は8日、付村スポーツトレーニングセンターで練習を行った。

 イエロー覚悟で勝ち点3奪取だ。MF本田圭佑(22)=VVV=が熱い気持ちをはき出した。「最優先しなければいけないのはイエロー(警告)もらっても勝ち点3。勝ち点3もらえるならイエローもらいます」と背番号8。初戦の米国戦で警告を受けており、10日のナイジェリア戦で警告を受ければ、13日のオランダ戦は出場停止となる。だが、勝利には代えられない。警告覚悟でアフリカの強国を打ち崩す。

 7日の米国戦でまさかの黒星発進。夜には宿舎で米国戦の映像をチェック。自分たちの力が出し切れていない「不完全燃焼」に歯がゆさを覚えた。それでも気持ちを切り替えた。「初戦勝って、残り2試合で勝ち点1ずつって安全な戦い方するよりは、次の試合勝つしかないって方が、俺はいいんじゃないかって思う」日本を飛び出し、オランダでもまれた男が気持ちで、プレーで反町ジャパンを引っ張る。

参照元:スポーツ報知

川崎の新外国人、元ブラジル五輪代表FWレナチーニョ(21)が9日の京都戦(西京極)でデビューする可能性が高まった。8日、遠征メンバー入りした。サントス時代の同僚で、ブラジル代表FWロビーニョ(24)=レアル・マドリード=をしのぐとも言われるスピードスターがベールを脱ぐ。

 「コンディションは問題ない。試合に出る(生活)リズムで準備するだけ」先月29日に来日したばかりで、3か月実戦から遠ざかっているが、レナチーニョは自信満々。ミニゲームなどで調整後、「速さと技術を見せたい」と意気込んだ。

 サントスで一緒にプレーし、デビューから2戦連発中で日本サッカーにいきなり適応したMFヴィトールジュニオール(21)も太鼓判。「素晴らしい選手。コンディションが良ければ、すごく活躍するよ」合流間もないため、途中出場が濃厚だが、“ロビーニョ2世”も衝撃のデビューを狙う。

参照元:スポーツ報知

浦和FWエジミウソン(25)が、9日の柏戦(埼玉)でリーグ2試合連続の先発落ちとなることが8日、分かった。3年契約で総年俸9億円のJ最高給を得ているが、不調のためベンチを温める。負傷以外の理由で2戦続けてサブとなるのは異例で、ゲルト・エンゲルス監督(51)の非情決断により“戦力外状態”に陥った。

 けがでも、病気でもない。08年型レッズのエースと期待されたエジミウソンが実力不足で2試合連続の先発陥落という屈辱に直面した。

 「連係を含めて、調子のいいFWを出す。このチームには13~14人の同じぐらいのレベルの選手がいる」

 非情な決断を下したエンゲルス監督は、表情に緊張を走らせた。7日の紅白戦では、前節7月27日の鹿島との天王山に続き、日本代表FW田中達と高原のコンビが試された。エジミウソンは途中出場した鹿島戦で同点弾をアシストしたが、8日午後のミーティングでは、指揮官の口から和製2トップの先発が選手に通達された。

 7月31日のバイエルン戦で先発も不発。勝てば首位奪回もある重要な柏戦で再びベンチ転落となる背信の男は、今季リーグ戦18試合7得点。今季新潟から移籍金ゼロで加入する代わりに3年間総額9億円のJリーグ最高給の待遇を手にしたが、韋駄天(いだてん)エメルソン、天皇杯初優勝に貢献したマリッチ、ワシントンと優良助っ人FWの系譜が続いてきた赤い悪魔では物足りない。

 「結果は出しているからね」と闘莉王は擁護するが、勝ち点に直結する重要な得点は4月2日の清水戦の一撃程度。メディカルチェックで契約失格となった新外国人DFアダイウトン(25)に続き、右太もも裏肉離れから復調した司令塔ポンテも欠場。国産パワーで勝ち点3をもぎ取るしかない状況だ。

参照元:スポーツ報知

サッカー日本代表の岡田武史監督が9日午前、北京五輪サッカー男女を視察するため天津入りした。日本の男女1次リーグ残り2試合ずつを観戦する予定。

 米国に敗れ、厳しいスタートをきった男子について「1回負けたくらいでバタバタする必要はない。逆に腹をくくれていいんじゃないか」と前向きに話した。米国戦後には男子五輪代表の反町康治監督とも電話で話し合ったそうで「僕らは信じている」と1次リーグ突破を期待した。

参照元:スポーツ報知

右太もも裏肉離れから回復した浦和MFポンテが9日のホーム柏戦を欠場することを明らかにした。「まだ合流してから2、3日しかたっていない。まだ不安があるし、柏戦での復帰にはリスクがある」不動のエースは16日のF東京戦での復帰を目指す。

参照元:スポーツ報知

 ◆北京五輪 男子サッカー 1次リーグ(7日) B組の日本は米国に0―1で敗れた。オランダ―ナイジェリアは0―0で引き分けたため、日本は10日のナイジェリア戦に敗れれば、準々決勝に進む2位以内に入る可能性がなくなり、1次リーグ敗退が決まる。

 連覇を狙うA組のアルゼンチンはメッシのゴールなどでコートジボワールを2―1で下した。オーストラリア―セルビアは1―1で引き分け。

 C組のブラジルはベルギーを1―0で破り、開催国中国はニュージーランドと1―1で引き分けた。D組ではイタリアがホンジュラスに3―0で快勝。韓国はカメルーンと1―1で引き分けた。

参照元:スポーツ報知

 【グラスゴー(英国)7日】右足付け根手術から復帰を目指すセルティックの日本代表MF中村俊輔(30)は7日、10日の今季リーグ開幕戦(対セント・ミレン、ホーム)を欠場する見込みを明らかにした。

 「開幕戦はベンチにも入らないと思う。だからその分もコンディションを上げてその次のダンディーU戦(17日)でベンチに入れれば」と俊輔。7月30日に右足付け根股関節が痛むグロインペイン症候群の手術を受け、リハビリは順調だが、復帰には万全を期す構えを見せた。

 セルティックに入団した05年の開幕戦はリーグ登録が間に合わなかったため欠場したが、けがで開幕戦を欠場するのは02年にレッジーナ(イタリア)でデビューした欧州リーグ参戦後、7年目で初めて。「去年とメンバーも変わらないし特に問題はない」と2戦目からの復帰を狙う。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 男子サッカー 1次リーグA組 アルゼンチン2―1コートジボワール(7日・上海体育場) 五輪派遣をクラブ側が拒否して問題となったアルゼンチンFWリオネル・メッシ(21)=バルセロナ(スペイン)=が初戦のコートジボワール戦に先発出場した。試合開始約10時間前に行ったメッシとクラブ間の電話会談で出場が決まるあわただしさだったが、2得点にからむ活躍で2―1の勝利に貢献した。C組のブラジルはベルギーを1―0で下したが、MFロナウジーニョ(28)=ACミラン=は得点にからめなかった。

 アルゼンチン協会が出場を固執した理由を、メッシ自身が中国の地で証明した。前半43分、MFリケルメからの左クロスに抜け出し、GKと1対1を落ち着いて決めた。一度は追いつかれたが、後半41分には左サイドをスピードあふれるドリブル。持ち味を十分に発揮したエースが放った豪快なシュートを、相手GKがはじいたが、それをアコスタが押し込み決勝点となった。

 出場は約10時間前に決まった。バルセロナのベギリスタインTDによると、米国での親善試合後に同TDとジョゼップ・グアルディオラ監督(37)、メッシが電話会談をしたのは中国時間の午前10時前後。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は強制招集したアルゼンチン協会を支持したFIFA(国際連盟)に対しバルサ側に「勝訴」の裁定を示したが、最後はバルセロナ五輪(92年)金メダリストの元スペイン代表MFグアルディオラ監督が、理解を示した。ベギリスタインTDがスペインに戻り、これを発表した時間は、アルゼンチン―コートジボワール戦開始から約20分後のことだった。

 7月29日の日本との親善試合には出場できず、3日の上海合宿中に代表に合流したメッシをバティスタ監督は先発起用。世界的名門クラブとアルゼンチンが綱引きしたメッシの出場は、CASにまで持ち込まれる問題となったが、それも北京五輪の主役となるべくビッグスターだからこそだ。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 男子サッカー 1次リーグC組 ブラジル1―0ベルギー(7日・瀋陽五輪センター体育場) ブラジル五輪代表はベルギー五輪代表と1次リーグ初戦を戦い、サンパウロMFのエルナネス(23)のゴールで、1―0で勝利。ACミランMFロナウジーニョ(28)はフル出場した。

 ロナウジーニョに笑顔が戻った。「勝ち点3で大会を始められてうれしい」4か月ぶりの公式戦。4月に右太もも肉離れで戦列を離脱し、移籍騒動もあったが、90分プレーできた。前半24分、FKを直接狙うがゴールの上に外れた。ミドルシュートも積極的に狙い、若きセレソンをけん引した。

 後半34分、エルナネスが、左足で先制点をもぎ取った。ベルギーが退場者2人を出したこともあり、圧倒的に支配した。サッカー大国ブラジルも、五輪だけ世界一に輝いていない。ロナウジーニョが、悲願の金メダルへ好発進を決めた。

参照元:スポーツ報知

 サッカー女子の北京五輪日本代表は7日、前日に1次リーグG組初戦のニュージーランド戦が行われた秦皇島で約1時間半練習した。試合で同点ゴールを奪った沢(日テレ)は左太ももを痛めたこともあり、軽いウオーキングにとどめた。

 5日に足首を痛めた阪口(TASAKI)を含め、試合に出場した選手はいずれも軽めの調整。日本は9日午後5時(日本時間同6時)に秦皇島で世界ランキング1位の米国と第2戦を行う。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 サッカー 1次リーグB組 日本―米国(7日・天津) オランダ、ナイジェリア、米国と強敵ぞろいの1次リーグB組に入った日本は、天津で米国との第1戦を行い、後半2分にホールデンに得点を許し、0―1で敗れた。

 FWは森本の1トップ、トップ下に谷口の布陣で臨んだ日本は前半21分、右CKから内田が決定的なクロスを入れたが、フリーだった森重がシュートミス。右足にジャストミートせずボールはゴール左にそれ、先制のチャンスを逃したのが大きく響いた。

 米国は後半2分、日本DFのクリアボールを拾ったホールデンがダイレクトでシュート、GK西川が反応したもののこぼれたボールは無人のゴールにころがった。

 DF水本裕貴「悔しい。後半の立ち上がりは集中していたが、痛い1点だった。残り2試合でまだチャンスはある」

 DF森重真人「(前半の決定機は)いいボールが来たけど、決められなかった。バウンドが変わったが、体で押し込まないと。なかなかこういう試合を勝ち切れない」

 MF谷口博之「サッカーの試合で1失点はしょうがない。攻撃で結果を出せなかったのが悔しい。やっているサッカーは間違っていない」

 MF香川真司「ゴールを入れられてバタバタした面があった。個人的にも雰囲気にのまれて、消極的なミスが多かった。次は切り替えてやるしかない」

 米国・ノワク監督「いい試合をして、この結果は誇らしい。五輪のような大きな大会で初戦の勝利は何よりだ。日本のカウンターは危険だったが、守備の裏のスペースを取られないように修正できた」

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 サッカー 1次リーグB組 日本0―1米国(7日・天津五輪センター体育場) 日本は初戦で米国に0―1で敗れ、予選突破へいきなり崖っぷちに立たされた。前半を0―0で折り返したが、後半2分に先制点を許し、その後の再三のチャンスを生かせず無得点に終わった。10日のナイジェリア戦(天津)を落とすと、準々決勝に進出できる2位以内の可能性がなくなり、1次リーグ敗退が決定する。

 動けなかった。米国が勝利の喜びを爆発させる姿も、反町康治監督(44)の目には入っていなかった。勝ち点3を計算した相手に敗れた。「結果は0―1。惜敗なんですけど、日本の力をまだ全部出し切れていないかなと思う」と反町監督。掲げていた「ノンストッププレー」を出し切れず、ベンチの一番右に腰掛けた指揮官は試合終了の瞬間、ぼんやりと遠くを見つめた。

 後半2分、米国MFホールデンのゴールで先制された。立ち上がりの15分は五輪の守備面で最大のテーマだった。96年アトランタ五輪以降の試合を分析。過去の3大会では立ち上がりの15分で失点が5試合。その教訓を生かすように指示してきた。「力を入れて(試合に)入っても難しい。ふわんと入ってもしようがない」と指揮官。選手も十分に心得ていただけに「悔しいです。集中しきれてなかった。痛い失点だった」とDF水本。勝利への“ノルマ”はクリアできなかった。

 “必殺技”も決まらなかった。前半21分の右CK。MF本田圭がDF内田につなぎ、香川に当て、リターンを内田が低く速いクロス。ファーにはフリーでDF森重が飛び込んだ。「下がデコボコしてたのもあったけど、体ごと押し込めば入っていた」シュートはゴール右へ消えた。8月の名古屋合宿中、非公開で磨いた北京仕様のセットプレーを初披露。だが、一発で決まらなければ必殺技は効力がない。2年間の集大成の舞台でまたもや「決定力不足」が重くのしかかった。

 米国のエースFWアドゥーは、MF本田拓がほぼ完ぺきに抑えた。観客の応援はやや米国寄り。主審の不可解な判定もあったが、内容は互角以上だった。だが、結果がすべて。試合後、ロッカールームでは「次があるんだから、下を向くな!」と指揮官のゲキが飛んだ。10日のナイジェリア戦に敗れると1次リーグ敗退が決まる。いばらの道を乗り越えなければ、決勝トーナメントはない。

参照元:スポーツ報知

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