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日本代表は9日、スイス戦(11日・ベルターゼースタジアム)に向け、クラインキルヒハイムで1時間30分の練習を行った。イビチャ・オシム監督(66)は、平均身長187センチのスイス代表DFを相手に、FW田中達也、FW佐藤寿人の小兵2トップをテスト。「凹凹(ぼこぼこ)」2トップでスイスの壁を打ち破る奇策を試した。
練習も中盤に差し掛かったところだった。給水タイムを終えた選手に、オシム監督が声を張り上げた。「達也と矢野が交代だ」―。6対4で攻撃を組み立てる練習。身長167センチのFW田中が向かった先で、170センチの佐藤が待っていた。指揮官はスイス戦へ向け、奇策ともいえる「凹凹」2トップを試した。
これまでは、オーストリア戦(7日)で先発したFW矢野―田中のように、凸凹2トップの完成を目指してきた。だが、FW高原(フランクフルト)不在時には、FW巻、矢野ともに高さ、強さで機能せず。06年8月9日のトリニダード・トバゴ戦の途中から2トップを組んだことのある田中、佐藤の小兵2トップを練習で再現した。
190センチ近いスイス代表のDF陣に、高さで勝負を挑んでも勝つのは難しい。逆にスピード、運動量を生かして「FWをつかまえにくくさせる」(スタッフ)という狙いがある。
MF中村俊は「スイスは4バックでラインが整っている。DFがでかい。速いグラウンダーのボールがいい。ハイボールでは無理」とスピードを生かした崩し方をイメージ。DF加地も「クロスを工夫していけば、(小さくても)大丈夫」と太鼓判を押す。
田中と組んで1プレー目で得点をたたき出した佐藤は「僕とか、達也とかの方が、相手もつかみづらくなるし」と、小兵ならではの利点を強調。オシム・ジャパンの対戦相手としては、最強のスイス。オシム監督が、大胆策を用意している。
◆三都主が激励訪問 オーストリア1部ザルツブルクの元日本代表DF三都主アレサンドロ(30)が9日、代表宿舎、練習場を訪問、激励した。「呼び出すか」というDF闘莉王の電話を受け、家族3人で来訪。練習は車内から最後まで見守った。プライベートということでノーコメントで練習会場を後にしたが、古巣の浦和勢らとは宿舎で再会を楽しんだ様子だ。
参照元:スポーツ報知
サッカーの3大陸大会に出場している日本代表は10日、オーストリア・クラーゲンフルト近郊でスイス戦(11日夜=日本時間12日未明)に向けて調整し、ゲーム形式の練習でFW巻(千葉)の後ろに中村俊(セルティック)山瀬功(横浜M)松井(ルマン)が並ぶ4―5―1のシステムを試した。
オシム監督は約1時間の練習後「わたしが代表監督になってから対戦する最強の相手かもしれない。(8月に対戦した)カメルーンも強いが、違う質の強さがある」と話した。
参照元:スポーツ報知
◆U―17W杯決勝(9日、ソウル)ナイジェリアが0―0からのPK戦を3―0で制し、7大会ぶり3度目の優勝を果たした。
延長でも得点が入らず、PK戦へ。3人連続で決めたナイジェリアは、GKがスペインのキックを2本止めた。
3位決定戦ではドイツが2―1でガーナに勝った。(共同)
参照元:スポーツ報知
◆J2第39節第1日(9日・ユアテックスタジアム仙台ほか)5試合を行った。2位京都は1―0で愛媛を下して勝ち点66とし、首位札幌との勝ち点差を6に縮めた。3位の仙台も1―0で鳥栖に勝って同62。
C大阪は福岡に、山形は水戸にそれぞれ1―0で勝った。草津は徳島と0―0で引き分けた。
参照元:スポーツ報知
◆J2第39節 仙台1―0鳥栖(9日・ユアテックスタジアム仙台) ベガルタ仙台は、途中出場したFW萬代宏樹(21)の意地の一発で鳥栖を下し、今季2度目の3連勝を飾った。0―0で迎えた後半40分、MF菅井直樹(22)の折り返しを萬代が右足で流し込み、値千金の決勝点。6月27日の水戸戦以来、13試合ぶりのゴールで勝ち点3をゲット。最高の流れで次節の首位・札幌戦(15日・札幌ド)に臨む。モンテディオ山形は、1―0で水戸を下し、7試合ぶりの勝ち星を挙げた。
苦しみ抜いた男が大仕事をやってのけた。後半40分。MFロペスの左サイドからのクロスを、MF菅井が折り返す。素早く反応したのが萬代。右足でゴールに流し込んで、「興奮しました。気持ちよかった」。スタジアム中に響き渡る「萬代コール」を全身で浴びた。
獅子奮迅の活躍を見せたDF木谷中心に、守備陣が完ぺきに相手の攻撃を抑え込んだ。圧倒的に試合を支配。決定機を量産しながらも得点だけが奪えない嫌な流れ。そんな展開に萬代が意地の決勝弾でケリをつけた。
開幕から定位置を確保し、FW中島との2トップでチームをけん引した今季だったが第3クール突入後、レギュラー落ち。チームの調子が下降線を描いたこともあり、「なぜ、使ってもらえないのか」と思い悩んだ。
それでも努力だけは怠らなかった。6日の全体練習後も約40分間、居残りでクロスからのシュート練習に励んだ。「普段だったら、ロペスのクロスが自分に合わなかった時点であきらめていたが、今日は来るかなと思って走ってた」と萬代。「嗅(きゅう)覚です」とおどけたが、このゴールはまさに練習のたまもの。「悪い意味じゃなく、スタッフには『見たか』という感じです」と胸を張った。
今季2度目の3連勝。試合のなかった首位・札幌に勝ち点10差に迫り、次節の直接対決を迎える。「流れが来てる。僕たちのサッカーをやれば、絶対に勝てる」とDF岡山。萬代、そして、イレブン全員の熱い思いで最高の流れに乗ったベガルタが、負けるわけがない。
参照元:スポーツ報知
◆2008年欧州選手権予選 イタリア0―0フランス(8日) B組のイタリアは首位フランスとの因縁の対決をホームで0―0で引き分け、勝ち点17で3位に後退した。リトアニアをホームで3―1で下したスコットランドが同18で2位に浮上。各組2位までが本大会に出場するが、ドイツW杯王者が苦境に陥った。E組のイングランドはホームでイスラエルに3―0で快勝し、勝ち点17で3位。G組のオランダはブルガリアを2―0で下し2位となった。
サンシーロは、ホームで45年ぶりとなるフランス戦の勝利を期待した8万人の失望と不満のどよめきに包まれた。MFガットゥーゾは「みんなは我々がブラジルになったと思っているが、そうじゃない」とこぼした。ドイツW杯決勝の再現となった因縁対決。ドナドーニ監督(44)は「あと2か月後に戦いたかった。フランスは7節戦っているが、我々は2節だけ。私にとってはこの引き分けは悪くない」と国内リーグの開幕時期の違いによるコンディションの差を強調した。
同予選のアウェー戦(06年9月6日)を1―3で完敗し、雪辱を期して序盤から積極的にサイド攻撃を仕掛けた。前半33分、FWデルピエロの決定的なシュートは相手DFビエラに阻まれ、同34分、インザーギのシュートはバーをかすめた。後半は息切れし、なんとか無失点に抑えた。
DFカンナバロ主将は「我々はイタリア代表。勝たなければならない」。残り4試合で3位。12日のウクライナとのアウェー戦に重圧がかかる。
◆ドメネク監督に大ブーイング 問題発言でベンチ入り禁止処分中のドメネク監督が、試合前に大ブーイングを浴びた。フランス紙上で、監督を務めたシドニー五輪予選のフランス―イタリア戦で、イタリア側が主審を買収していたと発言し、処分を受けた。ベンチに不在でも守備重視のチーム方針にブレはなく、指揮官は「ブーイング? 興味ない。この予選を勝ち抜くことだけが重要。これで最高だ」と満足げに話した。
参照元:スポーツ報知
米国に遠征しているサッカーのブラジル代表は9日、シカゴで米国代表と国際親善試合を行い、ロナウジーニョが決勝点を上げて4―2(前半1―1)で勝った。
ブラジルは後半28分に2―2とされたが、同30分にロナウジーニョがFKを直接決めた。終了直前にはPKで加点した。
12日にはボストンでメキシコ代表と対戦する。(AP=共同)
参照元:スポーツ報知
イビチャ・オシム監督(66)がオーストリア戦後の7日深夜、緊急スタッフ会議を開催していたことが8日、明らかになった。8日午前0時過ぎから同3時30分まで3時間、スイス戦(11日)に向けた対策を協議。深刻な決定力不足打開に向け、スタッフに連日、テレビ放送されている欧州サッカーのテレビ観戦を義務づけた。
オーストリア戦後、宿舎に到着すると、老将はスタッフを呼び出した。3大陸トーナメントのスイス―チリ戦(7日)のDVDを見ながら「お前らサッカーを仕事としているんだから、こっちでなるべく多く試合を見ないといけない」と指令。クラブ、代表の試合を問わず、「テレビに向かえ」と厳命した。
日本はオーストリア戦で0―0。指揮官がブラジル人FWの帰化を持ち出すほど、決定力不足は深刻だ。宿舎のテレビチャンネルは充実しており、常時サッカー観戦できる環境が整っているという。卓越した「個の力」が集まる欧州サッカー。オシム監督はわらにもすがる思いで指令を出した。
参照元:スポーツ報知
日本代表のセルティックMF中村俊輔(29)が、11日のスイス戦で「日本最強セットプレー」を導入する。日本代表試合で同時先発わずか2試合ながら、今遠征で連係を高めているDF田中マルクス闘莉王(26)ら3選手が3メートル四方の狭いエリアへ一気になだれ込み、そこに黄金の左足でピンポイントクロスを狙う作戦。欧州屈指の高さを武器とするスイスに対し、空中戦で圧倒する。
オシム・ジャパンを支える頭脳には、欧州屈指の強豪・スイス打破の完ぺきな青写真が浮かんでいた。
「闘莉王のヘディングは欧州でも通用する。セットプレーの起点にしたい。その後ろにボンバー(中沢)も走らせて、エリア内の3メートルから5メートルのゾーンに3人が一緒に飛び込むイメージを共有する。そのゾーンに毎回クロスを出せば、どんなに相手が大きくても関係ない」。8日午後の練習後、得点力不足を露呈したオーストリア戦の悔しさを乗り越えた俊輔が力強く言い切った。
W杯ドイツ大会で堅守を武器にベスト16に進出したスイス。平均身長187センチで堅固な城壁と化す4バックを攻略するのは黄金の左足から始まるセットプレーだ。
俊輔の武器は一撃必殺の直接FKだけではない。低空で高速のピンポイントクロスで身長185センチの闘莉王の頭をターゲットにする。背後に187センチのDF中沢らがエリア内の3メートル四方のキラーゾーンになだれ込み、ゴールを陥れる。「つぶれても大丈夫。闘莉王とボンバーが走り込めば絶対に勝てる」7日のスイス―チリ戦を研究した俊輔はニヤリ。欧州強豪に高さ勝負で勝ち切る自信を示した。
昨季スコットランドMVPと、JリーグMVPに輝いた攻守にキーマンの2人だが、同時先発はわずか2試合と少なく3月24日のペルー戦とオーストリア戦だけ。2日前も前半35分と後半21分のセットプレーで惜しい連係を見せ、コンビ向上を印象付けた。「(俊輔は)いいボールを上げてくれたけど、少しのところでオレが触り切れなかった。自分の入るタイミングをもう少し考えたい」と、絶大な得点力を誇る闘将も同調した。日本最強のホットラインが、得点力不足の特効薬となる。
参照元:スポーツ報知
◆サッカー男子北京五輪アジア最終予選 サウジアラビア0―0日本(8日・ビン・ファハド競技場) エースに試練だ。サウジ戦は、まさかの先発落ち。ベンチで戦況を見守りながら、試合終盤の出番を待った。5分足らずの出場時間。前線で持ち味は発揮できず「勝てるにこしたことはないですけど。悔しさ? 次の試合で生かせばいい」と前を向いた。1トップに入ったFW森島が上々の動きを見せたこともあり、田嶋専務理事も「森島の出来を見れば(先発落ちは)仕方ない」と手厳しかった。
参照元:スポーツ報知
◆サッカー男子北京五輪アジア最終予選 サウジアラビア0―0日本(8日・ビン・ファハド競技場) 敵地ドローも反町監督、次戦は負けられない。U―22(22歳以下)日本代表は敵地でU―22サウジアラビア代表と対戦し、後半18分には相手選手の退場で数的優位に立ったが、1点を奪えず0―0。結果的にドローでも背水の反町康治監督(43)にとって、12日のカタール戦(国立)では勝ち点3が義務づけられる展開。最低限の勝ち点1獲得も、次戦は前半戦の天王山となった。反町ジャパンは9日午後7時に成田空港着のチャーター機で帰国。千葉県内の練習場に直行し、クールダウンなどを行った。
汗だくだくの半袖シャツで登場した試合後の記者会見。「できれば数的優位になった状況から勝ち点3が望ましかった。次のゲームに勝ち点3を積み上げたい」と反町監督。敵地でドローという最低限の結果をつかんだ。だが、ここで勝っていれば反町監督の解任危機は回避できた。この結果は背水の指揮官に、カタール戦で絶対勝ち点3という状況をもたらした。勝ちたかった―。やはりこれが本音だった。
1トップの先発はデカモリシこと森島。「前線からの守備の力。調子も悪くなかったし、ボールもしっかりおさまった」と指揮官。2次予選5得点のエース、平山は北京五輪予選初のベンチスタート。後半20分に森島が頭で決定機を迎えるもゴールならず。終盤の同42分に平山へ“継投”。だが、後半18分に相手が退場し、27分間は1人多い状況も無得点。デカモリシは「力のなさです」。柏木も「決めるところはしっかり決めてほしかった」と嘆いた。
反町監督は後半ロスタイムに、主審の不可解なコーナーキックの判定に目の前にあったペットボトルを思い切り蹴飛ばした。だが、勝利の気迫はゴールにつながらなかった。
カタールは敵地でベトナムと1―1のドロー。選手も試合前に結果をテレビで見て知っていた。サウジ戦で白星をつかんでいれば、C組で独走態勢に持ち込むこともできた。だが、最終予選は甘くない。この日のドローで1位突破のみの最終予選で、指揮官にとって次戦は勝ち点3以外は脳裏からなくなった。田嶋幸三専務理事も「ホームで3試合勝つのが最低条件」と話す。勝利以外では反町監督解任騒動に発展する。とにかくホームは勝ち点3以外許されない。
◆スムーズ帰国移動では先勝 日本代表は、ダンマン発のチャーター機で9日午後7時に約10時間のフライトを経て成田空港に到着。空港では遅れて着いた対戦相手のカタール代表と手荷物受取場で鉢合わせした。だが、日本代表は「このまま荷物をピックアップしないで練習場に直行します」と代表スタッフ。バスで千葉県内の練習場に直行した。当初の予定ではカタールが先に日本入りする予定だったが、日本が逆転。移動でまずは“先勝”した格好になった。
◆練習場へ直行 到着後に直行した千葉県内の練習場ではサウジ戦の主力はクールダウンのみ。FW平山ら途中出場組と不参加組がボールを使った練習で汗を流した。カタール戦出場停止のMF本田圭は10日にチームに戻り、12日の試合当日のみ、国立競技場に駆けつけることが濃厚。「おれのためにとかいうのはおれはイヤ。おれのことは忘れて、カタール戦に勝つためだけに集中してほしい」と背番号8。また、本田圭を除いた21人でカタール戦のメンバーを発表。追加招集、入れ替えはなしとなった。
参照元:スポーツ報知
サッカーの日本代表は9日、オーストリア・クラーゲンフルト近郊で約1時間半の練習を行い、サイドを崩してからシュートする形を入念に繰り返した。
FW陣はオーストリア入りしてから初めて巻(千葉)と矢野(新潟)、田中達(浦和)と佐藤(広島)という組み合わせを試した。
日本は3大陸大会の第2戦で11日夜(日本時間12日未明)にスイス代表と対戦する。(共同)
参照元:スポーツ報知
午後には、社会人リーグのファジアーノ岡山と練習試合。前半途中に左足をひねり、40分で交代。ヒヤリとさせたが「全然問題ない」と軽症だった。試合後には、クラブ関係者や家族、約70人が集まり、バーベキューで“決起集会”。「いいと思いますよ。負け続けているし、いいリフレッシュになる」チームはリーグ戦4連敗中。連敗脱出と代表復帰へ、ヨシトが気合を入れ直した。
参照元:スポーツ報知
【レッジョカラブリア(イタリア)8日】左ひざ痛で3日連続別メニュー調整をしていたカターニャのFW森本貴幸(19)が7日、全体練習に復帰した。カターニャの公式ホームページは「(次節16日の)インテル戦に間に合うかは言うまでもない」と伝え、3連覇を狙う王者との対決にはベンチ入りする見込み。
8日付のイタリア・スポーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルトは「カターニャのFW争いが厳しくなる」と報じた。森本は4―2―3―1布陣の1トップまたは左MFで起用されているが、新加入したアルゼンチン人の左MFラマ(21)の就労ビザ手続きが完了し、本格的なポジション争いに挑む。
参照元:スポーツ報知
E組でトップのクロアチアは勝って勝ち点を20とし、快勝したロシアも同18の2位に浮上した。イングランドがイスラエルを3―0で下し、勝ち点は3位の17で並んだ。
F組は1位のスウェーデンが引き分けて勝ち点19、北アイルランドとスペインが同16の2位で追う。A組は首位ポーランドと3位ポルトガルは2―2で引き分け、D組はトップのドイツと2位チェコがともに勝った。
参照元:スポーツ報知
自由自在に足が動いた。後半44分、MF松井が中央から左サイドをえぐる。ボールをまたいで緩急をつけ、足の裏、両側面でボールをコントロールしながら、一気にトップスピードへ。「見ていて歯がゆかった。1対1ではどんどん仕掛けていく」約40メートルの突破。ストレスを感じていたアウェーの観客からも、拍手が漏れた。
後半26分、満を持してオシム・ジャパンでデビューを果たした。トップ下に入ると、40分にも左サイドをドリブル突破。「1対1でみんな仕掛けなかった。だから、僕はいこうと思った」パスの数と時間をかけて、サイドを突破するオシム式ではなく、1人の力で直線的に突き進んだ。相手を置き去りにする姿は、痛快だった。
チーム初合流から5日。「練習で疲れていた。練習についていけてない」と明かすように、慣れない練習、戦術に苦心した。1タッチで回すパス練習でも「ドリブルをしてしまった」ほど。この日の試合でも周りを生かすチームプレーは少なかったが、1人で駆け上がる背中は、新鮮に、そして頼もしく映る。
MF中村俊は「ドリブルで前まで持って行ってくれる。パスを回していいときもあったけど、ここぞとばかりにドリブルしていた。点が入るときは、案外そんなときだよ」と高評価。「10年W杯には出たい。そのためには日本代表で、絶対に必要な人間になりたい」という松井の背中を押す声が上がった。
「キレがなかった。体が動かなかった。自分らしいプレーができなかった。全然できなかった」と浮かない表情を浮かべた松井。だが、消化不良の試合にあって、光った個の力。存在感は際だっていた。オシム・ジャパンのジョーカーになる可能性は十分に見せつけた。
参照元:スポーツ報知
MF稲本は本職のボランチで、1対1の勝負を積極的に仕掛けた。前半20分に、強烈なタックルでカウンターの起点に。その後も「人間魚雷」のようなスライディングで1対1を制する。「多少、ボールを取れるってことは分かってもらえたかな」と振り返った。
キリン杯のコロンビア戦(6月5日)以来、2度目の先発出場。前回はトップ下を任され、困惑。ハーフタイムに交代を命じられた。今回も練習では主力組のボランチに入り続けていたが、「前回のようなこともある。油断せずに、試合に臨みたい」と準備し、ボランチで能力を発揮した。
「個人的にはボールと人が連動するオシム・サッカーに慣れていない」と話すように、ボール奪取後の攻撃参加は、周囲と連動できなかった。だが、1人でボールを奪う力は、非凡なセンスをみせつけた。個の力。稲本も、代え難い能力を持っていることを証明した。
参照元:スポーツ報知
“戦闘服”はジャージーだ。9日の日本帰国へ異例のジャージー移動が導入された。「選手たちの今回の移動はジャージーになります」と代表広報。通常はスポンサー契約を結ぶダンヒル社製のスーツでの移動が義務づけられているが、今回だけは状況が違う。着替えのヒマも無駄にできないのだ。
12日のカタール戦はホームだが、選手のコンディションだけを見れば、日本に不利だ。日本は時差6時間のサウジで試合を行うのに比べ、カタールは時差2時間のベトナムで試合。移動にかかる時間も日本の約10時間に比べて、カタールは約6時間。9日の成田着もカタールの方が早い。成田到着後は、空港から練習場に直行し、カタール戦に向けた練習を敢行する予定だ。
チームを乗せたチャーター機の出発時間はサウジ時間の午前2時45分と設定されたが、日本着を1秒でも早くするために、日本サッカー協会は報道陣への協力要請も行った。「午前零時半に空港に到着予定ですが、集まり次第出発したい意向です。協力をお願いします」と代表広報は語った。
食も日本スタイルに戻す。選手は最終予選からグレードアップされたビジネスクラスで移動。機内では日本風の味付けのカレーライスが用意された。もちろん時差対策も実施。睡眠時間などの細かい話もスタッフから選手に伝えられた。行きの機内で採用した足のむくみを予防するルーズソックスに似た靴下も着用する。
「(日本は)この2試合がヤマ。逆にカタールは第2、3戦とアウェーの連戦だから楽かもしれない」と代表関係者。サウジ→日本という過酷移動を、ジャージーで乗り切る。
◆10・17敵地カタール戦前に合宿 来月17日に行われる最終予選カタール戦(アウェー)へ向け、現地または第三国での直前合宿を行うことが8日、確実になった。集合予定の10月10日はナビスコ杯準決勝の第1戦があるが各クラブに「五輪優先」を打診する方針。DF内田(鹿島)、DF安田、MF家長(ともにG大阪)が対象になる。招集されれば、13日のナビスコ杯第2戦の出場も不可能となるが、北京五輪出場が最優先課題だ。
参照元:スポーツ報知
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