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 スイス・サッカー協会は8日、バーゼルで7日に行われた欧州選手権の開幕戦で負傷した主将のFWフライが、左ひざの靱帯(じんたい)断裂で全治6週間と診断されたと発表した。29日まで開催の同大会で残り試合の出場は絶望的となった。

 フライは同国代表の最多得点記録保持者で、0―1で敗れた7日のチェコ戦の前半に負傷した。(ウィーン共同)

参照元:スポーツ報知

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サッカーW杯アジア3次予選は7日、各地で第4戦が行われ、2組は日本がオマーンと1―1で引き分け、バーレーン―タイも1―1で引き分けた。

 日本は2勝1分け1敗の勝ち点7で同組2位を維持した。オマーンは勝ち点4の3位で、首位は同10のバーレーン。

 日本は14日にバンコクでタイと対戦。勝つか引き分けると、バーレーン―オマーンの結果次第で同組2位以内が確定し、最終予選進出が決まる。(共同)

参照元:スポーツ報知

◆女子アジア・カップ最終日 3位決定戦 日本3―0オーストラリア(8日、ホーチミン) サッカーの女子アジア・カップ最終日は8日、ベトナムのホーチミンで行われ、日本は3位決定戦でオーストラリアを3―0で下した。沢(日テレ)が大会最優秀選手に選ばれ、日本はフェアプレー賞を受賞した。

 決勝は北朝鮮が2―1で前回優勝の中国を下し、2大会ぶり3度目の優勝(前身のアジア選手権を含む)を果たした。

 日本は前半15分に縦パスに抜け出した永里優(日テレ)が決めて先制。後半33分に宮間(岡山湯郷)が直接FKをけり込むと、同42分には沢が加点した。GK海堀(INAC)の好守もあり、オーストラリアの反撃を封じた。

 女子日本代表・佐々木則夫監督「1―0の時間が長くて(準決勝で敗れた)中国戦のような展開だったが、バランスを保てた。中国戦がいい経験になった。選手は大会を通じて成長した」

 沢「(最優秀選手に選ばれて)びっくりしている。アジアのMVPはめったにないこと。大事な試合で点を取れたし、攻守にわたってチームに貢献できたからかな」

参照元:スポーツ報知

イビチャ・オシム前日本代表監督(67)は8日、成田空港発の航空機で、自宅のあるオーストリアへ向かった。W杯アジア3次予選で苦戦している日本代表について「アジア最強だ」と明言。再来日が未定の上、岡田ジャパンに関してコメントすることは極めて異例のため、この言葉が“ラストメッセージ”となる可能性もある。

 オシム前監督は開催中の欧州選手権を視察する予定だが、「日本はW杯に行けると信じています。欧州選手権には日本がW杯で対戦する相手がいるかもしれない。だからこそ、よく見て来ます」と日本サッカー協会アドバイザーとして最大限のバックアップをすると約束。その上で、岡田ジャパンに「日本はアジアで最強です。それは日本に私がいても、いなくても同じです」とエールを送った。

 4日のアドバイザー就任会見では岡田ジャパンについて語ることを避けたが、日本を旅立つ日に“オシム語録”を残した。倒れるまで、日本サッカーのために戦ったオシム前監督の言葉には重みがあった。

参照元:スポーツ報知

 ◆南アW杯アジア3次予選 タイ―日本(14日、ラジャマンガラ・ナショナル・スタジアム) 日本代表が酷暑のタイで「走るサッカー」に再チャレンジする。7日のオマーン戦では自分たちの力を出し切れず、1―1のドロー。開始12分で失点すると、MF遠藤のPKで追いついた後の後半13分にはDF闘莉王のファウルでPKを献上。幸いGK楢崎の好セーブに救われたが、あわや黒星の内容にDF中沢は「勝ち点1は大きい。完全に負けゲーム」と厳しい表情を浮かべた。

 苦戦の裏には運動量の少なさがあった。今まで、岡田ジャパンは前線から守備を仕掛け、奪った後に素早く攻撃に入る戦術を徹底。だが、オマーン戦では気温40度の暑さとロングボールを多用する相手の戦術で、チームのベースが崩れた。MF中村俊は「監督は運動量を要求している。走らないと勝てない。相手より1歩でも2歩でも先に動かないと」と話す。

 14日のタイ戦が行われるバンコクも高温多湿が予想され、条件的には厳しい。それでも、「1試合やったことでみんなだいぶ楽になると思う。暑くても言い訳できない」と中沢。3次予選突破を引き寄せるためにも、今度こそ猛暑の中で走り勝つ。

 ◆闘莉王ら温存 ○…14日のタイ戦で日本の3次予選突破が決まった場合、すでに今予選で警告1度を受けている浦和DF闘莉王、阿部、MF長谷部を温存することが分かった。「警告1枚なら最終予選で消えるが、累積警告による出場停止は持ち越されてしまう。貴重な一戦にしたい」と小野技術委員長。主力を温存して、最終予選への切り札をテストする考えも示した。

 ◆岡田監督下痢だった ○…オマーン戦当日にGK川口がホテル静養を強いられるなど、岡田ジャパン6選手を直撃した謎の腹痛。「監督も多少下痢でした。『食欲もあるし、大丈夫』と話していましたが」と小野技術委員長は説明。岡田監督も下痢を抱えながら、指揮を執っていたことが判明するなど、現地の気候がいかに過酷だったが分かる。

参照元:スポーツ報知

 北京五輪に出場するU―23(23歳以下)日本代表が、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠を使用することが8日、決定した。W杯アジア3次予選を戦う日本代表に帯同している小野剛技術委員長(45)が明言。6月22日の3次予選最終戦となるバーレーン戦後、該当選手の所属クラブに通達する。

 「原則としてオーバーエージは使う」と小野技術委員長はOA枠の使用について初めて明言した。OA枠は最大3人を使うことが可能で、反町康治監督(44)は候補23人を各クラブに通達。ほとんどがA代表に選出されている選手だが、22日のバーレーン戦が終了すれば、A代表の活動は一段落する。その後に該当選手のクラブに打診する。OA枠使用決定は7月にずれ込む可能性もあったが、A代表の3次予選突破の道が見えてきたことで、状況が変わった。

 3枠すべてを使うかどうかはまだ未定。現在は23歳以下の選手の見極めを行っており、12日のU―23カメルーン戦(国立)が終了した段階で、OA起用の人数などを決める。5月のトゥーロン国際大会で守備陣は一定の成果をあげたことから、FW、トップ下といった攻撃陣が中心になりそうだ。

 1次リーグで対戦するオランダはすでにOA選手を含めて試合を行っており、日本は後れをとっている状況。「メダル獲得」を掲げる反町ジャパンもようやくOA枠起用が決定した。

参照元:スポーツ報知

 ◆南アW杯アジア3次予選 タイ―日本(14日、ラジャマンガラ・ナショナル・スタジアム) 日本代表の岡田武史監督(51)が、1―1のドローに終わった7日のW杯アジア3次予選オマーン戦で相手GKを蹴って退場となった神戸FW大久保嘉人(26)を14日のタイ戦(バンコク)へ帯同させることを決断した。大久保は次戦は出場停止となるが、「彼以外に点は取れない」と指揮官の信頼は揺るがず、22日のバーレーン戦(埼玉)へ向けてチームで練習させる方針。汚名返上の機会を与える温情を示した。

 「キ○タマが痛い。頭に来たというか、真っ白やった…」大久保が演じた日本サッカー界を揺るがす世紀の蛮行にも、指揮官の信頼は揺るがなかった。7日のオマーン戦後半29分、ゴール前で相手GKのA・ハブシと交錯時に股間に衝撃を感じた。次の瞬間、我を失った。「思い切り蹴られた。あれほど優秀な選手があんな行為に走るとは…」とあきれる守護神に蹴りを入れ、退場処分を言い渡された。

 「このボケッ!」岡田監督は問題児を一喝した。「今に始まったことではない。あれでは勝負どころで使えない」過去のJリーグでの問題行動の数々から、日本サッカー協会・田嶋幸三専務理事も激高。14日のタイ戦は出場停止が確定しているため、日本への強制送還案も浮上したが、試合後、直接会談を持った指揮官の反応は予想外だった。「とにかく外国相手に点が取れない。こちらとしては(大久保に)頑張ってほしい」と神戸・安達貞至社長に直接電話を入れて、タイへ同行させることを報告した。

 10日に国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会が開かれ、マッチコミッショナーの報告を基に大久保の出場停止の試合数が決まる。1試合なら22日のバーレーン戦復帰に向け帯同。2試合以上ならバンコクから送還される条件付き残留だが、温情はFW陣が手薄であることの裏返し。「(浦和FW)高原は良くないみたい…」元エースの凋落(ちょうらく)を嘆く小野剛技術委員長は、9日にもFWなど追加招集選手をタイ入りさせる方向性を示したが、指揮官はすでに大久保と心中覚悟を決めている。

参照元:スポーツ報知

◆欧州選手権第2日(8日・オーストリア) 1次リーグB組の2試合を行い、クラーゲンフルトでは最多4度目の優勝を狙うドイツが2―0で初出場のポーランドに快勝。ウィーンではクロアチアが初出場の地元オーストリアを1―0で下した。

 ドイツはFWポドルスキが2得点。クロアチアは前半4分、FWオリッチが倒されて得たPKをMFモドリッチが真ん中に決めた。

参照元:スポーツ報知

サッカーの元日本代表で東京Vのラモス瑠偉常務(51)が7日、東京・汐留の日テレプラザで開催された「読売新聞presents こどもサッカー教室」でコーチを務めた。

 環境問題を子どもたちに体感させることが目的で、会場に縦15メートル×横11メートルの天然芝エリアを設置。都内にある東田少年サッカークラブの選手24人に「うまくなりたければ努力しろ。(中村)俊輔も最初は下手だった」と終了予定時間を10分以上過ぎても、ドリブル、パスを熱血指導。ほめられた今井晴貴君(9)は「ラモスさんは優しい。うれしい」と喜んだ。

 ラモス常務は、自らが取り組んでいるエコ対策について「夏でもエアコンは絶対つけない」と力説し、環境問題に取り組む必要性を訴えた。

参照元:スポーツ報知

◆国際親善試合 ベネズエラ2―0ブラジル(6日・ボストン) FIFAランク2位のブラジルが同63位の格下ベネズエラ相手に手抜き?で0―2で敗れた。前半5分と44分に失点したまま、取り返すことができずに終わった。ベネズエラ相手に18度目の対戦で初めての敗戦だった。6月のW杯予選(15日・パラグアイ、18日・アルゼンチン)に向け、余裕を見せすぎた?

 ブラジルが1969年の8月のW杯予選以来38年間、17連勝中だった相手に不覚を取った。

 前半5分にDF裏に走り込まれ先制を許し、同44分にDF陣が相手FWに簡単にドリブル突破され2点目。FWパト、アドリアーノ、ロビーニョの連係も不発に終わった。

 18度目にして初の親善試合。これまではいずれもW杯予選と南米選手権での対戦だった。5月31日のカナダ戦の先発メンバーをFWロビーニョだけ残し、10人を入れ替えた。結果、連係が乱れた。DFも簡単に裏を取られる始末。ドゥンガ監督は「選手を試したかった。負けて学ぶことは多い」と、強がった。1試合平均4・58得点を奪っているカモから1得点も奪えず終了。後半から出場のジエゴは「これは、たかが親善試合。ブラジルには負ける余裕があるということ」と、強がった。

 5万4000人のファンからブーイングを浴びた。後半22分に上半身裸の女性がピッチに駆けおりロビーニョに抱きつくハプニングもあった。19歳FWパトは「心配しないで、ブラジルはうまれかわるから」と、勝利を約束していた。

参照元:スポーツ報知

サッカーW杯アジア3次予選第4戦は7日、各地で行われ、4組ではウズベキスタンがシンガポールを1―0で破って4戦全勝で勝ち点12とし、最終予選進出を決めた。サウジアラビアはレバノンを2―0で下し同9で2位。

 3組の韓国は1―0でヨルダンを下し、勝ち点8で北朝鮮と並び、得失点差で首位。1組はカタールが中国に1―0で勝ち、イラクに0―1で敗れたオーストラリアと勝ち点7で並んだ。

 5組ではイランが1―0でアラブ首長国連邦を下した。(共同)

参照元:スポーツ報知

◆2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選2組第4戦 オマーン1―1日本(7日・マスカット) FW玉田圭司(28)=名古屋=は値千金のPKゲットだった。後半7分、長谷部のパスを受けると、ペナルティーエリアでドリブル突破を試み、相手DFのファウルを誘った。「相手が嫌がるプレーをしようと思っていた。仕掛ければ何かが起きる。それが自分の持ち味です」左利きのスピードスターは岡田ジャパンで不可欠な存在となった。

参照元:スポーツ報知

◆2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選2組第4戦 オマーン1―1日本(7日・マスカット) MF中村俊輔は前半33分、大久保へ絶妙な浮き球を供給するなど決定機を作るほか、後半21分には22メートルミドル弾を放ったが、オマーンGKの好セーブに阻まれた。「勝ちたかった。自分たちのサッカーは出来た。連係、連動が出来てきた。修正しやすい状況。自分はこの予選だけを見ていない。世界の強いチームとやったら、どうかなと考えていた」天才レフティーはW杯本大会まで見据え、手応えを感じた。

参照元:スポーツ報知

鹿島に復帰したDF中田浩二(28)が7日、東京都内で行われたTBSテレビ系の「スーパーサッカーPLUSスペシャルトークショー」に特別ゲストで出演。イベント後、南アW杯アジア3次予選突破後の日本代表合流を熱望した。

 右ひざ半月板、骨挫傷で戦列を離れている中田浩は「(日本代表が)予選を突破した後に自分が入っていけるようにしたい」と、9月から始まるW杯アジア最終予選での岡田ジャパン初参戦を目標に掲げた。

 現在は実戦復帰を目指してリハビリ中。9日から、鹿島の福島・Jヴィレッジ合宿に参加する予定。「いきなり完全合流はしないですけど、ちょっとずつ合流していければ」徐々に全体練習に加わる時間を増やしていく計画で、オリヴェイラ監督からも「焦らずにやってくれればいい」と言われており、マイペース調整で復帰を目指す。

 トークショーでは欧州選手権の優勝国を「ドイツ」と予想し、観客を沸かせた。復帰戦は早ければ7月2日のナビスコ杯準々決勝第1戦(対戦相手未定)になりそう。岡田監督の“恋人”が間もなく帰ってくる。

参照元:スポーツ報知

◆2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選2組第4戦 オマーン1―1日本(7日・マスカット) 日本代表は7日、アウェーでオマーンと1―1で引き分け、3次予選突破に一歩前進した。前半12分に先制されたが、後半8分にMF遠藤保仁(28)のPKで同点。5分後には相手にPKを与えたが、絶体絶命のピンチをGK楢崎正剛(32)=名古屋=がスーパーセーブで救った。

 最大の見せ場は後半13分だった。FW玉田が倒されて得たPKのチャンス。DF中沢が声を張り上げた。「ヤット(遠藤)が蹴れ!」正キッカーのMF中村俊も背中を押した。「どこかの新聞で、相手GKが俺のキックを研究(ドイツW杯アジア1次予選=04年=で中村俊のPKをストップ)してるって読んだ。ヤットも蹴りたそうだったから譲ったよ」。仲間から大役を託されるとMF遠藤はゆっくりと助走を開始した。

 「いつものペースで落ち着いて蹴れた。基本的には緊張しないタイプなんでね」再三好守を見せたイングランド・プレミアリーグのボルトンGKハブシとギリギリまで“にらめっこ”。そして、あざ笑うかのように、玄人好みの“コロコロPK”ゴール右隅へ転がした。

 1998年のプロ入り以来、リーグ戦では成功率100%(16得点)のPK弾。名手らしい戦略が詰まった“超職人芸”だった。

 「GKの動きをギリギリまで見て、直前でコースを変えられるんです」止められそうで止められない右足。多くのケースは、GKの一歩目を瞬時に見抜き、逆方向へ蹴りこむ。仮に“我慢くらべ”が続けば「GKが止まってるうちにピュッと蹴っちゃう」という。常人には理解できない感覚。チビッ子ファンに「どうやって蹴るの?」とせがまれても「マネしない方がいいよ。コーチに怒られるからね」と笑って返す。

 1人ずつ退場者を出した乱戦でも、名手の存在感だけは際立った。「勝って終わりたかった。後半は追いつけると思ったし、できれば逆転したかった」ひと仕事を終えた背番号7の汗だけはどこか涼しげに映っていた。

参照元:スポーツ報知

◆欧州選手権第1日(7日・スイス) オーストリアとスイスの共催する欧州選手権が開幕。スイスの2都市で1次リーグA組の2試合を行い、ジュネーブではポルトガルが今大会で最も注目されるMFクリスチアーノ・ロナウド(23)=マンチェスターU(イングランド)=の活躍などでトルコを2―0で下した。バーゼルではチェコがスイスを1―0で破った。

 前回準優勝のポルトガルは、いずれもC・ロナウドの左からのパスを起点に得点。後半16分にDFペペが先制し、終了間際にはMFラウルメイレレスがゴールした。

 チェコは後半26分、DFグリゲラのヘディングパスで抜けたFWスビェルコシュが決勝点を決めた。

参照元:スポーツ報知

◆2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選2組第4戦 オマーン1―1日本(7日・マスカット) 敵地でもGK楢崎は落ち着いていた。後半12分。オマーンFWハシムのドリブルを闘莉王がペナルティーエリア内で引っかけPKを与える大ピンチ。だが日本の正守護神はドゥールビーンのグラウンダーのPKを左へ飛び込み止めた。「相手の動きは見えていた。あんなに素直に打ってくるとは思わなかった」決められれば勝ち越される場面で、大きな仕事をやってのけた。

 5分前に遠藤のPKで同点に追いつき、流れが日本に傾きかけたばかりでのセービング。「僕としては失点しないことが大事だった」前半12分に1点を与え、コートジボワール戦(5月24日)から続いていた4試合連続の完封はついえた。しかし3次予選の行方を占う大一番をドローで終えられたことは大きく「みんながしんどいときに力になりたかった。負けることを防ぐことが出来て良かった」と言葉に力を込めた。

 PKには特別な思いがあった。楢崎は自らのサッカー人生の中で、最も悔しい思いをした試合の一つに、00年シドニー五輪準々決勝の米国戦が胸にある。途中でDFの中沢と激闘し流血。後に頭蓋骨骨折という大けがをしながら、延長戦、PK戦まで戦い抜いた。だが勝てなかった。PK戦で勝利に導けなかった責任を強く感じていた。

 勝負強さをアピールする必要もあった。3月のバーレーン戦で正GKの川口がミスから失点。ポジションは白紙に戻った。何度も2人で入れ替わってきた定位置の座。「(今は)GKは3人いて誰が出ても遜色(そんしょく)はない。力を見せることが出来て良かった」手の中から逃げそうだった勝ち点1を拾った守護神は胸を張った。

 ◆川口ベンチ外 ○…GK川口が腹痛のため、ベンチから外れた。チームにも帯同せず、代表宿舎で静養した。試合前日の6日から、腹痛と下痢の症状を訴え、練習を休んでいたが、試合までに回復しなかった。ベンチにはGK川島がW杯予選で初のベンチ入り。ほかにも同様の症状の選手が複数おり、14日のアウェー・タイ戦に向け、早期回復が望まれる。

参照元:スポーツ報知

◆2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選2組第4戦 オマーン1―1日本(7日・マスカット) 日本代表は7日、アウェーでオマーンと1―1で引き分け、3次予選突破に一歩前進した。前半12分に先制されたが、後半8分にMF遠藤保仁(28)のPKで同点。5分後には相手にPKを与えたが、絶体絶命のピンチをGK楢崎正剛(32)=名古屋=がスーパーセーブで救った。酷暑、アウェーという条件の下で、勝ち点1と最低限の結果を残した。ただ、FW大久保嘉人(25)が暴力行為で退場処分となり、今後複数試合出場停止処分となることが濃厚。エース抜きで残り2試合を戦わなければいけなくなった。

  岡田監督はコーチングエリア最前線で、終了のホイッスルを聞いた。顔色は少しも変わらない。アウェーで追いついてドロー。「別にすばらしい結果とは思っていない。この暑さの中ではしょうがない結果だと思う。選手はよくやってくれたと思う」表情には満足感と失望感の両方が浮かんでいた。

 何とか追いついた。前半12分、セットプレーのこぼれ球を押し込まれ、先行された。酷暑、アウェーという条件で、最も与えていけない先取点。試合開始直後、気温38度の酷暑の上に、重い重い1点がのしかかる。前半20分までにDF闘莉王はひざに手をやった。FW大久保はボールに足が伸びなくなり、FW玉田は決定機を外した。反撃は無理かと思われた。

 だが、転機はハーフタイムにやってきた。太陽が沈み、気温が34度に下がった。風がピッチを駆け抜け、照明が点灯された後半開始、岡田ジャパンが生き返った。後半8分、前線からプレスをかけボールを奪い、MF中村俊のパスを受けたFW玉田がPKを奪取。MF遠藤がゴール右隅に決め、同点に追いついた。

 反撃ムードは最高潮に達した。同13分には、DF闘莉王のファウルでPKを与えたが、GK楢崎が値千金のPKセーブ。ボールも支配し、逆転勝利への流れができた。だが、ここで大久保が水を差す。後半28分、クロスに飛び込んだ大久保は相手GKと激突。痛みに怒って蹴り飛ばした。一発レッド。指揮官も「退場で交代のカードが切れなくなった」と頭を抱えた。

相手にも退場者が出て10対10を乗り切って結局ドロー。岡田監督は試合後、大久保に「何したんだ」とまくし立てた。「蹴ってしまいました」との返答に、「ボケ!」と一喝。日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事も「大久保のアレ(退場癖)は、今に始まったことじゃない。戒めて欲しい」と異例の声明を出した。

 故意の暴力行為での退場は、今後1~3試合の出場停止処分が濃厚と協会関係者は見る。3試合となれば最終予選にまで影響する。14日のタイ戦(バンコク)は出場停止。さらにオマーン入りして、中東入りしてから下痢など体調不良の者も帰国させる方向で、大量のメンバー入れ替えの可能性も出てきた。「追加招集? 今から考えるが、可能性はないことはない」と指揮官。3次予選突破に前進する勝ち点1奪取も、素直に喜べずに、岡田ジャパンはタイに乗り込む。

 ◇日本の最終予選進出の条件 3位オマーンとは勝ち点3差をキープ。日本は次のタイ戦に勝ち、オマーンがバーレーン戦に引き分け以下に終われば、最終予選進出が決まる。日本はタイと引き分けても、オマーンが敗れれば最終予選進出。

参照元:スポーツ報知

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